小さいカギはすぐに無くしてしまいます。

small_key僕の家族は、都内で通信系の企業で働いている父と、近所の小学校で教師をしている母、そして現在大学に通っている三歳年上の姉で構成されています。父親も母親も両方とも忙しい仕事に就いているという我が家の性質上、僕は子供のころから姉がいわゆる「親代わり」として色々と面倒を見てくれていました。
その親が割りっぷりは、僕が小学校低学年のころから既に発揮され始め、例えば平日の晩御飯など、まだ中学に上がっていない彼女が作っていました。ちなみに、うちの母は「教師」の仕事はとても出来る人のようなのですが、あいにくと「家事」については反比例であまり上手では無く、僕は子供心に「お姉ちゃんの方が料理美味しいから好き!」などと思っていたものです。

このように僕は姉に大変世話になり大きくなってきました。高校生となる今まで、ある意味育ててくれたのは両親では無く、姉であったとも言えるでしょう。僕にとって彼女は、大切な家族であり育ててくれた恩人でもあるのです。

と、こう書くとかなり姉が「優秀な人」のように見えるかもしれませんが、実は意外とそんなことはありません。いえ、確かに家事については有能なのですが、一つ大きな欠点があり、僕はいつもそれをフォローしています。
姉の欠点、それは「カギの管理が甘く、いつも失くす」ということ。しかもこれが「カギの大きさ」に比例して紛失率が上がっていくので始末に負えません。例えば自転車などの小さいカギはすぐに無くしてしまい、僕がいつも予備のキーを渡す羽目に陥ります。

誰にでも欠点はあるものですが、防犯上大事なアイテムのカギを頻繁に無くすのは何とかしてあげたいなといつも思う、僕なのでした。